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一般に電気のエアコンは室外機の中にあるコンプレッサを電気モーターで動かして、温風や冷風を作り出していますが、このコンプレッサ部分をガスエンジンで動かすのがGHP(ガスヒートポンプエアコン)です。
動力がガスか電気かの違いだけで、室内機は電気のエアコンと形、操作もまったく変わりません。
ここではCO2排出量の少ないクリーンなプロパンガスを使った空調システムを導入するメリットをご紹介します。
メリット1 節電
GHP(ガスヒートポンプエアコン)は機械の大部分がガスで動きます。
電気を使うのは室内機械のファンや、リモコンなどのごくわずかな部分なので、電気の空調に比べて消費量がほぼ1/10と少なく、夏場に冷房を使っても電気を急激に消費するのを抑えることが出来ます。
冬場の暖房でも同じことが言えますので、年間を通して、電気の使用量をある程度一定に抑えることができます。
また、インバーター機能もついているので室温に合った運転を行い、無駄なエネルギーを使わずに済みます。
メリット2
省コスト、省スペース化を実現
事務所、ホテル、工場などの一度に大量の電気を必要とする場所では高圧の電気を照明やコンセントなどで使用できるようにするために変圧器が必要になりますが、高圧の契約電力は一般に変圧器全容量×需要率×力率 [kW]で算出されています。
GHP(ガスヒートポンプ)で空調をまかなえば、その分電気容量を削減できるので、限られた容量の中で電気機器類を増設したい方にもお勧めです。
また、大規模な受変電施設が不要になれば、コスト低減と省スペースを実現できます。
メリット3
エンジンの排熱を再利用できる
GHP(ガスヒートポンプエアコン)は冬の寒い時期にガスエンジンから出る排熱を再利用するのでとってもエコ!
電気エアコンによくある霜取り運転(デフロスト運転)もありません。
「暖房のはずなのになぜか冷たい風がでてくる・・・。」
「寒い室内を早く暖めたいのに、電気エアコンのスイッチを入れてもすぐには温風が出ない・・・。」
といった事はありませんか?
GHP(ガスヒートポンプエアコン)なら連続暖房運転が可能です 。外気温度が下がっても快適暖房をお届けします。
メリット4
省エネで、環境にも優しい
当社がご提案するGHP(ガスヒートポンプエアコン)は下図の様に、一次エネルギーのなかでもCO2・NOxの排出量の少ないプロパンガスを直接機械に送り込んで冷房・暖房を行うので、ロスが発生しません。
更に、当社がお薦めするGHPはオゾン層を破壊しない冷媒を使用しており、環境にも貢献しています。
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
ヤンマーエネルギーシステム株式会社様
パナソニック株式会社様
メリット5
メンテナンスはおまかせで
ラクラク!
当社はGHP(ガスヒートポンプエアコン)をご購入頂く際に、メンテナンス契約をお勧めしています。
年に一度のメーカーからの訪問点検プランや、遠隔監視プランを組み合わせれば万が一のトラブルにもスピーディに対応でき、安心してご利用いただけます。
また、室内機に運転終了後にフィルターを自動的に掃除してくれるタイプにすれば、日常のお手入れもラクラクです!
メリット6
優遇税制、既存配管利用等で機械の更新時もイニシャルコストを削減
ガスヒートポンプは「石油代替エネルギー機器」として利用が奨励され、優遇税制の対象になっています。
国も設置を推進しているガスヒートポンプ。また、GHP(ガスヒートポンプエアコン)の既存の空調配管があれば、再利用する事も可能な場合があります。ぜひ一度ご検討下さい!
(※2011年現在の情報です。導入される時点で優遇税制が適用されるかどうかご確認下さい。)