床暖房施工行程全部お見せします!
Aさんの自宅1階居間の写真です。- 1月のある晴れた日。それは社員Aの一声で始まった…
社員A:「床暖房を家につける!」
一同:「えぇ~!?」
そう、冬の最中に何故工事をするのか!?
夏の間やせめて11月末位迄にすれば良かったのに…寒くなってからじゃ奥さんも大変でしょうに…
社員A:「とにかく1~2日位の工事をしたら次の日から暖かくなるからいいの!足元が寒いのはキライなの!!」
もう誰にも止められません。
こうして床暖房の設置工事が始まったのです。
- 床暖房を設置するのは1階の居間兼食卓とキッチンの前で奥さんが立つ部分。
家中全部と言いたいけれど、家具を全部退けるのも奥さんが大変なので、メーカーさんと相談して部分的に温水シートを入れていくことにしました。
下に断熱材が付いている温水シート
※盛り上がった所に温水が通るパイプが入っています。
1.まずは床の一部を切り取って一番下に断熱材を敷いていきます。
- 写真の白い部分が断熱材です。
右上の写真でわかるように温水シートも断熱材は付いていますが、更に暖房効率を高める為に敷いてみました。
2.給湯器からお湯を送り込んでくるパイプを居間まで持ってきます。
- ※給湯器で温めたお湯が床を通っている間にお部屋を暖めていくつくりになっていますから、急に床が熱くなる心配はありません。
最近は台所・お風呂の給湯から床暖房のお湯まで1台でまかなえる*1ガス給湯器が出ているので、これをいい機会に10年近く使っていた古い給湯器には引退してもらって、買い替えました。メーカー側が床暖房とセットでお得なキャンペーンも出しているので要チェック!!
※1 入浴・飲料用と床暖房用のお湯は給湯器の中で混ざらないように別々に暖めているので衛生面は全く問題ありません。
3.断熱材が貼れたら更に板を貼っていき、その上に温水シートを乗せました。
部分的に床暖房を入れたので、今回のリフォームは床を一部切取りましたが、部屋全体に既存の床の上から温水シートを貼る方が、もっと簡単に出来ます。
4.温水シート内のパイプと給湯器から引っ張ってきたパイプとをつないできちんと動くかテストします。
5.温水シートの上からフローリング材を貼って完成です。
※フローリングと畳の2種類から選べます。
- この家の場合は断熱材を補強したこともあって、完成まで2.5日かかりましたが、既存の床の上から温水シートを貼る方法ならわずか1日でぽかぽかの床暖房になります!!
足元からぽかぽかになったことで、エアコンの温風で部屋を暖めることが少なくなったそうです。
快適さを味わってしまったらもうやめられません!
(次はキッチン改造計画が進行しているようです。ご期待下さい!)