キッチン編
油やふきこぼれた液体などの汚れがコンロの熱でこびりついたまま時間が経ちますと、落ちにくくなりますので、お料理が終わったあとの早めのお手入れをオススメします。
(※調理直後のコンロは熱いので、やけどには充分ご注意下さい。)
~ガスコンロの汚れには~
ガスコンロの天板は大きく分けて
- ●ステンレスをフッ素コートしたもの
- ●ガラスやホーローでできたもの
- ●ステンレスでできたもの
- の三種類があります。
該当するコンロの種類をクリックしてください。
コンロ(フッ素コート)のお手入れ方法
- 1.フッ素コートは水や油をはじくので汚れがつきにくく、お手入れが簡単なのが特徴ですが、アルカリ性の強い洗剤やクレンザー、タワシに弱く、傷がついたり、フッ素コートがはがれたりすることがありますので、ご使用をお避け下さい。
- 2.布か、柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤を含ませて、拭きます。
- 3.汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を水で薄めたものをキッチンペーパーやティッシュに含ませて、頑固な汚れの部分にパックして15~30分くらいの間置いておきます。
- 4.汚れが浮き上がってきたら、洗剤が残らないように一度水拭きをしてから乾いた布で拭き取って下さい。
コンロ(ガラストップ・ホーロー)のお手入れ方法
- 1.布か、柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤をふくませて、拭きます。
- 2.こびりついて取れない汚れはクリームクレンザーを布等に少しつけてこすっても大丈夫です。ガラストップコンロの専用のクレンザーもあります。ぜひご利用下さい!
- 3.汚れが浮き上がってきたら、洗剤が残らないように一度水拭きをしてから乾いた布で拭き取って下さい。
コンロ(ステンレス製)のお手入れ方法
- 1.布か、柔らかいスポンジに台所用の中性洗剤をふくませて、拭きます。
- 2.こびりついて取れない汚れはクリームクレンザーを布等に少しつけてこすります。
※ただし、ステンレスに細かい傷がつくのを好まれない方は、ゴシゴシこすらず、①の方法だけで汚れを拭き取ってください。頑固な汚れには中性洗剤を水で薄めて キッチンペーパーやティッシュに含ませたもので15~30分くらいパックするのが効果的です。 - 3.汚れが浮き上がってきたら、洗剤が残らないように一度水拭きをしてから乾いた布で拭き取って下さい。
人工大理石の汚れには
人工大理石のカウンターのシミにご用心!
人工大理石には大きく分けて「ポリエステル系」と「アクリル系」と「ビニルエステル系」があり、熱や調味料等に強く、日常のお手入れは軽く水拭きするだけでOKと、簡単なのが特徴ですが、長い間食品などを置いておくと黄ばみの原因となります。
もし黄ばみがついてしまったら以下の方法でお手入れをして下さい。
- 1.スポンジに台所用の中性洗剤をつけて拭きます。
- 2.黄ばみが落ちなければ、クリームクレンザーを布につけて円を描くように拭いてみて下さい。
- 3.それでも落ちない時や、貰いサビ、シミなどが付いている場合はナイロン製のタワシで軽く磨いてみて下さい。
その後洗剤が残らないように一度水拭きをしてから乾いた布で拭き取って下さい。
※目の細かいタワシや布を使うのがポイントです。
ステンレスシンクの汚れには
水アカにご用心!
水アカとは、水道水に含まれているケイ酸や炭酸カルシウムなどが白くこびりついたものです。
水で濡れたままにしていると付着しやすいので、こまめに水気を拭き取ると付着を防止できます。
- 1.クリームクレンザーを目の細かい布やスポンジにつけてこするときれいに落ちます。
- 2.洗剤が残らないように水でよく洗い流してから、乾いた布で水気を拭き取ります。
サビがついてしまった!
女性のヘアピンや缶などをステンレスのシンクに長い時間置いておくとその形にサビが付いてしまった事はありませんか?
これは上に置いていたもの自体がさびたもので、ステンレス本体がさびた訳ではありませんが、放っておくと、ステンレス本体がさびる事がありますので、できるだけ早く取り除く事をおすすめします。
- 1.クリームクレンザーを目の細かい布やスポンジにつけてこするときれいに落ちます。
- 2.洗剤が残らないように水でよく洗い流してから、乾いた布で水気を拭き取ります。
※水で濡れたままにしていると水アカの原因になるので、水気をよく拭き取って下さい。
※ステンレス製品はさびにくいのが特徴ですが、塩素系の薬品に触れるとサビに対する耐食性能が弱くなることがあります。
サビが出ないようにする為に、塩素系のヌメリ取り剤の使用を控え、塩素系の漂白剤を使用したら水で充分に洗い流して下さい。