進水式

「造船のまち今治」だからこそ見られる光景です。
船が建造される過程でもっとも華やかなのが進水式です。
ヨーロッパでは古くから進水式で赤ワインを使って船を清めることがあったようです。
赤ワインが使われたのは生贄の血を捧げる替わりと言われていますが、その後、
白ワインやシャンパンを用いるようになり、最近は殆どシャンパンが用いられている
そうです。中には日本酒を使う所も。
進水式では船から支綱(しこう)と呼ばれるロープを1本のばし、これにシャンパンを
つなぎます。このロープを船会社の代表者などが切り、船の誕生を祝います。
ロープを切るとシャンパンの瓶が船首にあたって割れ、船は船尾から海に向かって
ゆっくりと動き出し、水に浮かびます。
五色のテープが舞い、ブラスバンドの演奏もおこなわれます。
数万トン、中には数十万トンクラスの大きな船が水に浮かぶ瞬間は言葉で表現できないほど感動的です。

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